韓国検察、SKグループ本社を家宅捜索…横領及び背任容疑の崔信源会長関連(画像提供:wowkorea)
韓国検察、SKグループ本社を家宅捜索…横領及び背任容疑の崔信源会長関連(画像提供:wowkorea)
1000億ウォン(約96億円)台の横領及び背任の疑いがもたれているSKネットワークスのチェ・シンウォン(崔信源)会長(68)を捜査している韓国検察が、SKグループ本社に対して強制捜査に着手した。

 5日、検察によると、ソウル中央地検反腐敗捜査1部(チョン・ジュンチョル部長検事)は、同日午前からソウル・チュング(中区)のSKソリンビルに対して、家宅捜索令状を執行している。

 今回の家宅捜索は、崔会長に対する一部の容疑と関連し、グループ持株会社の関連性有無を確認するレベルで行われたもので、SKグループのチェ・テウォン会長は家宅捜索の対象に含まれていないことがわかった。

 先立って、金融情報分析院(FIU)は2018年、SKネットワークスでの200億ウォン台の怪しい資金の流れをつかみ、検察に関連資料を渡した。

 その後、検察は崔会長が系列会社を動員して裏金を造成し、海外に流出したかどうかや、SKネットワークスの自社株取得過程に崔会長が介入して、利益を得た事実があるかどうかを捜査してきた。

 検察は昨年10月、ソウル中区のSKネットワークスのソウル事務所、SKCスウォン(水原)本社とソウル事務所、SKテレコムの本社、崔会長の住居地など10か所余りを家宅捜索し、系列会社の役職員を呼んで取り調べた。今年1月には崔会長を非公開に呼んで、裏金造成疑惑に対する事実関係と経緯などを調べた。

 その後、崔会長に対して、特定経済犯罪加重処罰法上の横領や背任などの容疑で、事前拘束令状を請求した。裁判所は拘束の事由と必要性が認められるとし、拘束令状を発付した。


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