朱豪英、国民の力院内代表(画像提供:wowkorea)
朱豪英、国民の力院内代表(画像提供:wowkorea)
チュ・ホヨン(朱豪英)国民の力院内代表が、現政権に向かって「ムン・ジェイン(文在寅)式ポピュリズムはほぼ完成段階にある。スローガンは簡潔だ。近づいて、もっともっともっと」とし「国会に送られる20兆ウォン(約1兆8573万円)規模の予算を徹底的に審議する」と正面から批判した。

朱院内代表は1日、SNSで「ソウル市長、プサン(釜山)市長選挙を目前に、3次災難支援金はすべて執行されてもいないのに、4次災難支援金20兆ウォンをさらに支援するという。コロナの不安がなくなる状況になれば、国民に頑張れと大統領は『それいけ』と慰労金まで支給すると言っている」とこのように述べた。

さらに「野党は選挙を控えた人気取りの予算ばらまき行為が『選挙法違反』だとしても鼻で笑うことはない。選挙時、一般国民は10万ウォン(約9200円)だけ自分のお金を分けても拘束される」とし「大統領は選挙を控え、国債を発行して国のお金を20兆ウォンずつ回しても大丈夫なのか」と反問した。

朱院内代表は「この政権は、なぜこんなにも自信に溢れているのか。『聞かず、問わず、近づいてお金を出せば出すほど票になる』という確信を持っているためだ」とし「政権を失えばすべてを失うという切迫さが根底にある」と主張した。

また「政府は20兆ウォン規模の4次災難支援金を確定したと聞いているが、野党第一党代表である私には一言の相談もなかった。この1年、国会で政権勢力が繰り広げた無計画な国政運営は長く話したくない」とし「180の議席によって国会ですべての法律案と予算案を腕力で押し通す人たちだ。政権勢力の『近づいて、もっともっともっと』のポピュリズムに立ち向かう」と付け加えた。

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