左からパク・サンウォン、チョン・グァンリョル、ユン・ダフン、キム・ユソク。(画像:画面キャプチャ)
左からパク・サンウォン、チョン・グァンリョル、ユン・ダフン、キム・ユソク。(画像:画面キャプチャ)
30代のイ・ギグァン(Highlight)、40代のキム・ジョングク、50代のキム・グラがMCを務める2部制作のパイロットバラエティ「OPALが輝く夜」(MBC)。ミドル世代の3人が、バラエティではあまり見ない兄貴たちをゲストに迎え、彼らのリアルな日常を通して、人生のノウハウを学び、また中年なら誰もが共感できる悩みについてトークを交わすという番組だ。ゲストはパク・サンウォン、チョン・グァンリョル、ユン・ダフン、キム・ユソクというベテラン俳優4人。

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番組名の「OPAL」は多彩な色を帯びた宝石のオパールという意味もあるが、「Old People with Active Lives(活気に満ちた人生を生きるシニア層)」の略字でもあるという。そんなコンセプトにぴったりな兄貴たちということだ。

2月18日(木)に初回が放送されたが、バラエティとは思えないほど、絵面はすごい迫力なのに、トークは楽しく、タメになる話も。何よりもベテラン俳優たちの日常が垣間見られるというのが貴重であり、初回ではパク・サンウォンとユン・ダフンの日常が公開されたが、そこに登場した親交のある俳優たちも豪華だった。

まずパク・サンウォンは、日常生活を公開するのはテレビ初。家から出てきたかと思うと、キックボードに乗り、自身の作業部屋に向かうシーンから始まった。60代でキックボードを身軽に乗りこなしている姿に誰もが驚きだった。また、個展を開くほどの写真の腕前を持つパク・サンウォンは新しく購入したカメラが届いたと嬉しそうに箱を開け、そのカメラ(キャノンの「EOS R5」)で早速写真を撮りに出かける場面も。

さらに、写真だけでなく、絵も上手だ。奥さんが作ったお弁当を食べると、文字でおいしかったと伝えるのではなく、そのお弁当を絵に描き、手書きメッセージを添えたものを写真に撮って送ったのだ。そのような絵&手書きメッセージは相手に思い出も一緒に届けたいという想いから、奥さんだけでなく、日常的にやっているそうだ。そのように手間暇かけた、真心のこもったものにこだわるパク・サンウォンはカレンダーも自ら制作。400部もあるのに、スタッフと共に封筒に詰めて、切手を貼るところまで全て行っていた。

そんなパク・サンウォンの作業部屋に、新年のあいさつをしにやってきたのがドラマ「イニョプの道」、「六龍が飛ぶ」などに出演した女優チョン・ユミ。パク・サンウォンとは高3のときに初めて出会ったという。当時、パク・サンウォンとイ・ムンセが芸能事務所を立ち上げ、そのオーディションで最終的に合格して契約をしたのがチョン・ユミだったそうで、そのときからの縁。パク・サンウォンが娘を見るように、目尻が下がりっぱなしだったのも印象的だった。

次にユン・ダフンの日常では、俳優以外のもう一つの顔、酒メーカーの副会長という顔が明かされ、職場で新商品の会議に参加している模様も公開されたが、仕事が終わって帰宅すると、やってきたのが後輩俳優のソン・チャンウィ、イ・サンウ、イ・サンフンだ。

ソン・チャンウィとイ・サンウは2010年に放送されたドラマ「美しき人生」で、同性愛カップル役を演じた仲。「元気だったでしょ?久しぶり」とちょっとぎこちない(?)あいさつを交わしていたが、当時とは違い、2人ともいまや既婚者。特に、イ・サンウの妻は最近、人気ドラマ「ペントハウス」で注目を集める女優キム・ソヨンなので、自然とキスシーンの話題となり、それを見るか見ないかの話に。

すると、ユン・ダフンが、キスシーンがあるということは主人公役を演じる俳優だという証だとし、自分はもう主人公の父親役が多いからキスシーンはないと笑いに変えたが、約10年後にはいまのユン・ダフンの年になるイ・サンウとソン・チャンウィが40代はどう過ごしたらいいのか、また副業に関することなどを相談すると、それに対して真剣にアドバイスをしていた。

パク・サンウォンは若いマインドを持ち、相手の心をつかむスイートさ、スマートさもあり、人生を楽しんでいる姿まで全てが完璧。ユン・ダフンは「粘り強く、がむしゃらに生きなきゃいけない」と後輩たちに熱く語っていたが、人生経験が豊富な兄貴たちから学ぶべきことは多く、言葉の重みもやはり一味違う。次週のチョン・グァンリョルとキム・ユソク編でもどのような日常が公開され、またどのような人生哲学が見られるのか楽しみだ。

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