9人で「週刊アイドル」に出演した「SUPER JUNIOR」。(画像:画面キャプチャ)
9人で「週刊アイドル」に出演した「SUPER JUNIOR」。(画像:画面キャプチャ)
来年1月にリリースされる10thアルバムの番組プロモーションとして、「知ってるお兄さん」(JTBC)と「週刊アイドル」(MBC every1)に出演した「SUPER JUNIOR」。

SUPER JUNIOR の最新ニュースまとめ

今回は「週刊アイドル」を振り返ってみる。「知ってるお兄さん」ではリーダーのイトゥクが体調不良で欠席だったが、「週刊アイドル」は9人全員が登場。しかも、これまで1回も「週刊アイドル」に出演したことがないシウォンが初登場し、全員が揃うのは初めてとなる記念すべき回とあり、12月9日(水)と16日(水)の2週にわたってたっぷり放送された。

それにしても、「知ってるお兄さん」といい、「週刊アイドル」といい、メンバーたちが胸元に名札をつけているので、一瞬若手感が漂うが、彼らはデビュー16年目のベテランアイドルグループ。今回はウニョクも、MCではなくメンバーとして名札を付けての登場だったので、そんなベテラン9人を相手に、もう一人のMCグァンヒはさぞ大変だっただろう。

オープニングだけでも、グァンヒは15周年を迎えた感想をキュヒョンに振ってしまい、キュヒョンだけ半年後に入ってきたメンバーなので、正式には一人だけ15周年ではないため、よりによってなぜキュヒョンなのだと、こぞってイジられる展開に(笑)。そんな9分の1の確率を当ててしまったが、むしろ宝くじを当てたようなものだとフォローするイトゥクに救われ、事なきを得た。

企画コーナーでは、韓国で流行っている「バランスゲーム」、いわゆる究極の選択ゲームにメンバーたちが挑戦。ウニョクは「街で不良に絡まれたとき助けてくれそうなのは?Aドンヘ Bヒチョル」という質問にドンヘを選んで友情を示し、キュヒョンは「無人島に一人だけ連れていくなら?AウニョクBイェソン」で、他のメンバーたちが全員ウニョクと予想するのを見越して、イェソンを選択。全員の答えを裏切るバラエティ的な面白さを考えたのか!? 

また、シウォンが「女性に生まれ変わって結婚するなら?AリョウクBイェソン」でリョウクを選んだのも興味深かった。「知ってるお兄さん」ではシウォンとリョウクのケンカエピソードが公開されたが、「規則正しく、家庭的な結婚生活が理想的」と話すシウォンに、リョウクも生まれ変わって女性になったら、シウォンと結婚するだろうと相思相愛だった。

「SUPER JUNIOR」の15周年人生グラフを作るコーナーでは、2011年に「Mr.Simple」がリリースされ、日本で初めてドーム公演(京セラドーム)や、「SMTOWN LIVE」パリ公演を行ったというエピソードから、「この年がK-POPの始まりだと思う」とシウォンが話していたのも印象的だった。そして、数々の賞を受賞し、人気絶頂だった2012年をピークにし、世界中がコロナ禍で苦境に立たされている現在まで、下降線を描くグラフを作ったが、最後はやはりイトゥク。「グラフを見ると、力がわいてきます。これから上がっていくだけですね」とポジティブにとらえ、締めくくった。MCのお手本のように、まとめるのが抜群に上手い。

これまで1度も成功したことがない「ランダムプレイダンス」も、今回また挑戦したのも見どころだった。大ヒット曲「SORRY, SORRY」で安定感のあるスタートを見せ、ヒット曲メドレーを難なくこなしていたが、「It’s You」と「Lo Siento」が怪しく、グァンヒは甘くみて「成功」と判定したが、メンバーたちは「正直、これは失敗」と自ら失敗を認めた。とはいえ、「SUPER JUNIOR」が「ランダムプレイダンス」に挑戦したということに意義があり、成功は20周年まで残しておくと意欲を見せたメンバーたち。放送後、「すごかった」、「何度見ても面白い」などファンからは大反響だった。

最後のコーナーでは、「バランスゲーム」で優勝したドンヘが希望通りMCを務め、クイズコーナーを進行。「SUPER JUNIOR」の歴史を振り返る問題だったが、歌詞のチョソン(初声:音節の最初の子音)クイズで、ヒチョルがそう見えたのだろう。日本人がキュヒョンを呼んだとし、日本語で「あのキュヒョン」と答えて冗談を飛ばす場面も。

さらに、エンディングあいさつで、中国語で話すキュヒョンに続き、日本語担当だとし、ドンヘが日本語で「皆さん、僕たちの今回のアルバム期待してくださいね。皆さん、愛してるよ」とメッセージ。続けて、画面には映っていなかったが、「愛してるよ」と言うシウォン(?)の声も聞こえた。

今回は日本に関するエピソードや、メンバーたちが直接日本語を話す場面も見られ、日本のE.L.F(「SUPER JUNIOR」のファンの呼称)にとっては、かなり嬉しい回になっただろう。

Copyrights(C)wowkorea.jp 6