中国、1日より「輸出管理法」施行＝韓国にも影響

きょう（12月1日）、中国が軍事転用可能なハイテク製品の輸出や技術の海外移転を禁じる「輸出管理法」を施行した。

　中国企業の排除を進める米国に対抗するのが狙いだが、韓国メディアは1日「米中の貿易戦争が一層高まることが予想される」と報じた。

　韓国メディアは、韓国企業の中でもSKTとKTがHUAWEI（ファーウェイ）との取り引きを中断することを決定し、中国の制裁を受けることになると報道。

　また、最も懸念されることは、中国当局が施行前日まで規制強化対象となる具体的な品目と技術など運用方針を公開していない点と伝えた。

　これに、日本企業の間では不透明な運用に対する不安の声と共に「戦略物資の中に、電気自動車（EV）などのモーターに使われ、中国のシェアが高いレアアース（希土類）が含まれる可能性」をめぐり神経を尖らせていると報じられた。