北朝鮮のハッカーたちは、新型コロナワクチンなどを開発している製薬企業などを相手に、サイバー攻撃を敢行したとみられている(画像提供:wowkorea)
北朝鮮のハッカーたちは、新型コロナワクチンなどを開発している製薬企業などを相手に、サイバー攻撃を敢行したとみられている(画像提供:wowkorea)
北朝鮮のハッカーたちは、新型コロナウイルス感染症ワクチンと治療剤を開発している製薬企業などを相手に、サイバー攻撃を敢行したとみられている。

米国最大のソフトウェア企業“マイクロソフト”は去る13日(現地時間)、公式ブログを通じて、北朝鮮のハッキンググループが新型コロナワクチンの開発企業などを対象に、ハッキング攻撃を敢行したと伝えた。

マイクロソフトは、北朝鮮のハッキンググループ“Lazarus”など3つが、韓国・米国・フランスなどにある製薬企業7社とワクチン開発研究所に、ハッキング攻撃を敢行したと伝えた。

特に このうちの一か所は、ワクチン開発の医療試験に関連した医学調査の機関で、別の一か所はコロナウイルス診断方法を開発した所だとされている。

北朝鮮のハッキンググループが使用した手法は、“スピアフィッシング(Spear Phishing)”といわれている。Lazarusの場合、研究員などに採用の進行をしているように偽装しEメールを送り、また別のハッキンググループ“Cerium”は世界保健機構(WHO)になりすまし、Eメールを発送したとされている。

新米国安全保障センターのジェイソン・バートレット研究員は、米国政府が運営する国営放送“ボイス・オブ・アメリカ(VOA)”に「北朝鮮がこれらの企業たちを対象にハッキング攻撃を敢行するのは、自らワクチンなどを開発できる専門技術や装備がないためで、技術的・科学的に発展した米国や韓国などを対象に、情報を盗もうとしている」と語った。

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