韓国政府、板門店「徒歩の橋」を改・補修…今月末に現地調査(画像提供:wowkorea)
韓国政府、板門店「徒歩の橋」を改・補修…今月末に現地調査(画像提供:wowkorea)
状態が劣化し沈んでいたパンムンジョム(板門店)の「徒歩の橋」に対し、韓国政府が今月末に改・補修を行う方針だ。

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18日統一部(部は省に相当)関係者によると、政府は国連軍事司令部などの関係機関と徒歩の橋の改・補修のための精密検査を行うことにし、協議を進めている。

徒歩の橋は2018年4月27日の南北首脳会談当時にムン・ジェイン(文在寅)大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)国務委員長が談笑しながら並んで歩き、平和の象徴と呼ばれた。

しかし徒歩の橋の一部区間は2018年の南北首脳会談の準備過程で臨時に作られたため、時間が経った現在は相当に劣化した状態だ。このため今月4日の板門店見学再開の際に、観光客は徒歩の橋の一部の出入りが制限されるという不便があった。

国連軍事司令部は統一部に橋脚の補修を公式要請し、これにより政府は平和の象徴である徒歩の橋を改・補修し国民に全面開放することに決定した。

現在劣化した徒歩の橋は地盤沈下が起こっているため、統一部と国連軍事司令部は精密検査を実施し全般的な工事日程を調整する予定だ。

このため政府は早ければ今月末に専門家及び工事専門業者などと板門店で現場実態調査を行う方針だ。

統一部関係者は「国民が安全に板門店見学ができるよう関係機関と関連状況を共有し、早い時期に(終えられるよう)努力する」と話している。

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