元韓国代表イ・ドングク、引退記者会見 「身体は健康、でも精神的に弱くなる自分を見たくなかった」(画像提供:wowkorea)
元韓国代表イ・ドングク、引退記者会見 「身体は健康、でも精神的に弱くなる自分を見たくなかった」(画像提供:wowkorea)
Kリーグの”生きる伝説”ことイ・ドングク(41)が23年間の現役生活に終止符を打ち、ピッチを去る。

イ・ドングク の最新ニュースまとめ

 イ・ドングクは28日、全州ワールドカップ競技場で引退記者会見を開き、現役引退を公式宣言した。

 これを前にイ・ドングクは26日、SNSを通して「今シーズンを最後に、人生の全てを捧げたグラウンドに別れを告げます」とし、引退の意志を明かしていた。

 引退会見に出席したイ・ドングクは「クラブチームが特別な席を設けてくださり、このように多くの取材陣が駆け付けてくださって幸せに去ることができる。本当に感謝している」と述べた。

 また「多くの方々は負傷により引退するのかと尋ねるが、いま身体の状態は非常に良く、コンディションも回復した。負傷のため引退を決めたのではない。直接的な理由としては”気持ち”だった」とし、「いままで選手生活を続けながら、精神が身体を支配すると考え後輩にもそう伝えてきた。でも今回、長期負傷を経験したことで自分自身を見つめ直した。以前は負傷してもポジティブに考えてリハビリをし、最上のコンディションでピッチに戻る時まで待つことができたが、今回は何かに焦る自分がいた」と回想。

 その上で「身体の痛みは我慢できても、精神が弱くなるのは我慢できなかった。そのことに悩んだ末、引退を決めた」と明かした。
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