27日、VOA(米国の声)放送によると国連食糧農業機構(FAO)傘下の世界食料農業情報早期警報システム(GIEWS)は、ことしの過度な降雨量など自然災害による食糧不安が北朝鮮の多くの市民に蔓延していると明かした。
GIEWSは26日(現地時間)公開した報告書で、ことしの穀物収穫時期に不規則な降雨量などにより北朝鮮の穀倉地帯で大きな被害が発生したと指摘。また、農作物が成熟する時期8~9月はじめには梅雨と洪水、連続して発生した豪雨と台風が強打したと明かした。
報告書は「正確な穀物被害を推定することはできないが、過度な土地の湿気は収穫を前にした農作物の発育を妨害した」と指摘。ただし、報告書は洪水の影響を受けない地域に限っては、冬の農作物の播種作業に雨水が灌漑用水として使用できる点は肯定的だと明かした。
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