光陽港で船に積まれる現代自動車の燃料電池トラック(同社提供)=6日、光陽(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
光陽港で船に積まれる現代自動車の燃料電池トラック(同社提供)=6日、光陽(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国政府と現代自動車が協力して生産した水素で走る燃料電池トラック10台が6日、初めて輸出された。輸出先はスイスで、現代は2025年までに計1600台を輸出する方針だ。

 トラックの総重量は34トンで、燃料電池の出力は190キロワット。1回の充電で約400キロの走行が可能だ。

 燃料電池トラックは燃料電池乗用車に比べ、高い耐久性と出力が必要となる。韓国の産業通商資源部は906億ウォン(約81億円)をかけ、燃料電池などの部品開発と性能改善を支援した。

 同部は韓国企業が世界の燃料電池車市場で競争力を確保できるよう、今年から5年間で約1000億ウォンを投入し、基幹部品の性能や耐久性などを強化させる方針だ。


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