米国・ヨーロッパ連合(EU)など、国際社会が中国の国家保安法制定の動きを批判している中、中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会の副委員長は「国家保安法は台湾独立を叫ぶ彼らにも良い見本となるだろう」と語った。

26日、中国共産党機関紙“人民日報”によると、張雄 全人代常務委員会副委員長は22日の国家保安法の草案を説明し、先のように伝えた。

張 副委員長は「国家保安法は両岸(中国と台湾)の平和統一と一国二制度にも重要な教訓と見本になるだろう」と主張した。

全人代に参加した台湾代表たちも「国家保安法の制定は台湾問題を解決するのに大きな教訓を与える」とし「特に台湾独立を叫ぶ一部の勢力たちに鋭く警告することができる」として、張副委員長の言葉に同意したものと伝えられた。

張副委員長はつづけて「国家安保を脅かす行為は確実に制止し処罰しなければならない」として、国家保安法に強い意志を表した。

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