韓国統一部、北に「開城工業団地の再稼働」促す書簡伝達

韓国統一部は去る12日、北へ開城工業団地の再稼働を促す内容の書簡を口頭で伝達したと明かした。

　14日、統一部のチョ・ヘシル副報道官は政府ソウル政府庁舎でのブリーフィングで「政府は12日、南北連絡事務所チャンネルを通じて、開城工業団地企業である対北書簡の趣旨と内容を口頭で説明した」とし、「ただし、北側が書簡を受け入れたかどうかについては、まだ明白な立場表明はない」と伝えた。

　チョ副報道官h「FAXを利用した伝達ではなく、口頭で伝えた理由は？」との質問には、「北側が書簡受け入れについて、現時点で立場を明かしていないため、口頭で説明した点を理解してほしい」と回答した。

　これを前に、南北は先月30日、新型コロナウイルス感染防止措置として、開城の南北共同連絡事務所を一時的に閉鎖し、ソウル－平壌間の直通電話およびFAX通信を利用し業務中だ。