米国防長官、北朝鮮挑発に「戦う準備できているが最善は外交的解決」

米国防総省のマーク・エスパー長官は、北朝鮮の挑発的な動きを注視し、戦う準備もしているが、最も良い解決方法は外交的な解決策と述べた。

9日（現地時間）米国防総省が配布した録取録によると、エスパー長官は去る6日、カリフォルニアで開かれたレーガン国防フォーラム後におこなった記者とのインタビューで、北朝鮮が主張した「クリスマスプレゼント」に対する質問を受け、このように答えた。北朝鮮は去る3日、「クリスマスのプレゼントが何になるか、米国の決定にかかっている」と述べ、挑発の可能性を示唆していた。

エスパー長官は自分の任務は有事の際、すぐに戦う準備と勝つ準備をすること、そして外交官が交渉する際に、国防総省の指示を確実に受けられるようにすることの二つだと強調した。

また、「戦争が起これば勝つと確信しており、これに関連してわずか数週間前に韓国で指揮官とともに作戦を検討した」と述べた。しかし「北朝鮮に関しては、外交的な解決策が最も良い道」とし、「朝鮮半島の非核化を導く政治的合意にすべての利益がかかっている」と述べた。