11日、韓国の大邱(テグ)の高等裁判所でのイ・チョルヒ“共に民主党”議員(提供:news1)
11日、韓国の大邱(テグ)の高等裁判所でのイ・チョルヒ“共に民主党”議員(提供:news1)
韓国与党“共に民主党”のイ・チョルヒ国会議員は、昨日(15日)来年の国会議員選挙への不出馬を宣言した。

イ議員はこの日、自身のブログに公開した内容と、記者たちに送ったメールを通して「次期国会議員選挙に出馬しないつもりだ」と明かした。

イ議員は与党の院内首席副代表を務めるほどの政治的手腕と分析能力が高く評価されていて、また認知度もある人物である。

イ議員はメールで「国会議員として過ごしながらいつの間にか無気力になり、絶望に慣れてしまった」、「国会議員を続けて、我々の政治を変えるという自信がない」と吐露した。

イ議員の不出馬という決心には、チョ・グク法相の一連の問題と関連した政治の“姿”が影響を及ぼしたとみられる。14日には国政監査の場で「恥ずかしくて国会司法委員は続けられない、国会議員は続けられない」と語った。

また、メールの内容の中には「チョ法相関連問題の中、我々の政治(の姿)はとてもひどくて惨くて(むごくて)非情だ。相手に対する暴言と扇動だけがあり、“熟議や妥協”は消えてしまった」、「すべての政治家と政界全体の責任だ。恥ずかしいことこの上ない。このような政治はコミュニティの害悪だ」と指摘した。

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