靖国神社を訪れた英国軍のラグビーチーム(ツイッターより)=(聯合ニュース)
靖国神社を訪れた英国軍のラグビーチーム(ツイッターより)=(聯合ニュース)
【ロンドン聯合ニュース】英紙タイムズは19日、日本で開催中の大会に参加した英国軍のラグビーチームが靖国神社を訪れ、駐日英国大使から叱責(しっせき)を受けたと報じた。

 タイムズによると、同チームは日本で23日まで開催されている防衛省主催の「国際防衛ラグビー競技会」に出場。同大会には韓国軍のチームも含め、計10チームが参加している。

 英国軍ラグビーチームは靖国神社と境内の戦争博物館「遊就館」を訪れた。記念に撮影した写真をチームのツイッターに掲載し、ポール・マデン駐日英国大使から厳しく叱責されたという。これを受け、同チームはツイッターから関連写真などを急いで削除した。

 チーム関係者は「非常に不注意だった。大使から今後は神社を訪れないよう指示された。(靖国神社が)特定国にとって非常に敏感な場所だということを知らなかった」と話している。

 在英韓国大使館の報道官はタイムズに「靖国神社は過去の日本の帝国主義と侵略戦争を美化する場所。戦犯が合祀(ごうし)されている上、植民地支配と軍国主義を美化する博物館の遊就館もある」と述べた。


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