韓国歌手兼俳優のパク・ユチョン(JYJ、32)が「違法薬物を使用していない」と強く否定したが、警察はファン・ハナと薬物を使用した人物として捜査記録にパク・ユチョンの名を記し、パク・ユチョンに対して出国禁止を申請したという。

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 12日に放送されたMBC「ニュースデスク」では、パク・ユチョンとファン・ハナの薬物使用疑惑を取り扱った。

 番組では「警察がファン・ハナと共に違法薬物を使用した人物としてパク・ユチョンの名を捜査記録に記した。パク・ユチョンと共に薬物を使用したというファン・ハナの供述を確保した後、捜査を進めていた警察はこれを立証する客観的な証拠を相当数確保し、検察に渡したものとみられる」と報じた。

 またこの日に放送された「SBS8ニュース」でも、ファン・ハナの薬物事件について報じ、パク・ユチョンが出国禁止になったと報じた。

 報道によると、警察はパク・ユチョンの通話記録と防犯カメラの映像を確保し、パク・ユチョンとファン・ハナが共に違法薬物を使用していたのか、パク・ユチョンが使用を強要したのか確認しているという。

 警察は万一の事態に備えて、パク・ユチョンに対して出国禁止の措置を取り、状況を確認した後、来週には召喚して事情を聴取する予定だ。

 パク・ユチョンは10日に緊急記者会見を開いて「決して違法薬物を使用していない」と強く否定したが、警察はパク・ユチョンを被疑者として立件し、強制捜査を進める方針だという。

 また韓国大手・南陽乳業創業者の孫ファン・ハナは、2015年5~6月と9月、そしてことし2~3月にソウル市内の自宅などで数回にわたり覚せい剤を使用し、昨年4月に向精神薬のクロナゼパム成分が含まれた薬品2種を違法に服用した容疑で今月4日に逮捕された。

京畿(キョンギ)南部地方警察庁に押送されたファン・ハナは今月6日に逮捕され、警察の調べで“芸能人A”の勧めで再び薬物に手を出したと供述して波紋を広げた。ファン・ハナの供述によると、眠っている間に“芸能人A”が薬物を投与し、“芸能人A”が薬物を持ってきたり、またはファン・ハナに薬物を持って来るように頼んだりしたという。またことし初めにも“芸能人A”と共に薬物を使用したと主張した。その後、“芸能人A”は元婚約者のパク・ユチョンではないかという推測が広がっていた。

 「SBS8ニュース」はこの日、「京畿南部地方警察庁のサイバー捜査隊はファン・ハナが性行為を撮影した違法映像を流布し、これを利用して知人を脅迫したというSNSの情報提供を確認している」と報じて、騒動はさらに大きくなるとみられる。


「深く反省中」ファン・ハナ検察に送致…パク・ユチョンは出国禁止 / SBS
「深く反省中」ファン・ハナ検察に送致…パク・ユチョンは出国禁止 / SBS




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