韓国　きょうのニュース（３月２５日）

◇北朝鮮職員の一部が南北共同連絡事務所に復帰　通常業務可能　北朝鮮が一方的に撤収したことで、運営中断が懸念された開城の南北共同連絡事務所に、北朝鮮側職員の一部が復帰した。韓国統一部は２５日、「きょう午前８時１０分ごろ、北側人員の一部が復帰し、連絡事務所で仕事をしている」と伝えた。北朝鮮側の職員が復帰したことで、この日南北連絡代表間の協議を行い、今後も通常通り運営する予定だという。◇Ｖ．Ｉが経営関与のクラブ　１日の売り上げ数千万円　人気グループＢＩＧＢＡＮＧ（ビッグバン）の元メンバー、Ｖ．Ｉ（ヴィアイ）さんが役員を務め、薬物使用や性犯罪、警察との癒着などの疑惑が持たれているソウルのクラブ「バーニングサン」の１日の売り上げが数千万円台に上っていたことが分かった。聯合ニュースが入手した同クラブの日報によると、２０１８年のある営業日の売上額は約２億３０００万ウォン（約２２３０万円）で、そのうち４０%近くが税務当局が把握しづらい現金払いや口座振り込みだった。警察は先月１４日にクラブの事務所などを家宅捜索し、１年分の帳簿を押収して脱税疑惑について調べている。国税庁も２１日から特別税務調査に着手しており、バーニングサンの実際の営業規模や脱税の有無が明らかになるかに関心が集まっている。◇あすからＬＰＧ車の一般購入可能に　ガソリン車からの改造も許可　産業通商資源部は、１９日に閣議決定された「液化石油ガス（ＬＰＧ）の安全管理および事業法（液化石油ガス法）」改正法を２６日から公布・施行すると発表した。これにより、一般人によるＬＰＧ車両の売買が可能になるほか、ガソリン・ディーゼル車をＬＰＧ車に改造できるようになる。ＬＰＧ車はディーゼル車やガソリン車より粒子状物質（ＰＭ）排出量が少ないが、これまではタクシーやレンタカー、障害者が利用する車両などのみに制限されていた。◇最大野党元トップを聴取　ゴルフ接待受けた疑い　江原地方警察庁は、大学教授だった１７年にゴルフ接待を受けた疑いが持たれている最大野党「自由韓国党」の金秉準（キム・ビョンジュン）前非常対策委員長を２４日に非公開で呼び出し、聴取したと明らかにした。警察はカジノ・リゾート施設「江原ランド」で開かれた韓国女子プロゴルフ（ＫＬＰＧＡ）ツアープロアマ大会に参加した金氏が、江原ランド側から１００万ウォン（約９万７０００円）を超える金品を受け取ったとみて、私立学校教員らへの食事接待などの上限を定めた法律に違反した疑いで捜査を進めている。◇「研修医時代がトラウマ」医師の約半数　過労・睡眠不足深刻　医師専用の知識・情報共有サービス、ｉｎｔｅｒｍｄが医師１０２０人を対象に行ったオンライン調査の結果、４９．８%が「研修医時代の経験がトラウマなど精神的な傷として残っている」と答えた。研修が辛かった原因（複数回答）は「過度な勤務時間」が７０．９%で最も多く、「睡眠不足」が６４．４%、「ハードな勤務に比べて少ない給与」が４５．３%、「同僚や先輩との人間関係」が３１．７%だった。