14日の首席秘書官・補佐官会議で発言する文大統領=(聯合ニュース)
14日の首席秘書官・補佐官会議で発言する文大統領=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日の首席秘書官・補佐官会議で、公共機関の作業場安全管理の改善策について報告を受け、「(作業場で)事故が発生すれば社長をはじめとする経営陣にも責任を問うべきだ」と述べた。青瓦台(大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官が15日に伝えた。  文大統領は特に、非正規社員の男性が先ごろ火力発電所での作業中に事故で死亡したことを念頭に、「少なくとも公企業、公共機関、または公共部門ではこうした類いの生命を害する事故がないよう、確固とした意志が必要だ」と強調。公共機関を管理する企画財政部が、非常に厳格な公共機関管理指針を設ける必要があると指摘した。 また、「民間の領域でも産業(労働)災害事故の隠蔽(いんぺい)がたくさん起きている」と述べ、こうしたことにも特に気を配るべきだと注文した。
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