上位1000社の上場企業の総売上高に占めるサムスン電子の売上高の割合(青い線)と総営業利益に同社が占める割合(赤い線)の推移(韓国CXO研究所提供)=(聯合ニュース)
上位1000社の上場企業の総売上高に占めるサムスン電子の売上高の割合(青い線)と総営業利益に同社が占める割合(赤い線)の推移(韓国CXO研究所提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】企業情報を分析する韓国CXO研究所は13日、この日創業50年を迎えたサムスン電子が2018年まで17年間、売上高で韓国トップを守ったと伝えた。また、ここ7年間、売上高上位1000社の上場企業の総売上高のうち同社の売上高が10%前後を占めており、韓国経済の行き過ぎた「サムスン依存」も指摘した。 同社の営業利益が上位1000社の総営業利益に占める割合は13年に過去最高の29.2%を記録し、1000社の当期純利益に占める同社の割合は42.4%に達した。 ただ、同社の営業利益の推移をみると、01年には前年比69.1%急減し、上位1000社の総営業利益に占める割合は6.3%に縮小。世界金融危機に見舞われた08年には5.7%まで落ち込んだ。 00年以降は営業利益が2~3年増加した後、急減するというサイクルを繰り返している。これを当てはめると16~18年に増益だったため、19年は実績が大幅に悪化し、韓国経済全体が不振に陥るとの懸念も出ている。証券各社もサムスン電子の19年の営業利益を平均で24.3%減益と予想しており、韓国経済の先行きへの不安感が強まっている。
Copyright 2019(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0