ポンペオ氏(左)と金英哲氏(資料写真)=(聯合ニュース)
ポンペオ氏(左)と金英哲氏(資料写真)=(聯合ニュース)
◇NYでの米朝協議の延期 韓国政府「深読みする必要ない」 米国務省が7日、ニューヨークで8日に予定していたポンペオ国務長官と北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長の会談が延期になったと発表したことについて、韓国政府は「残念だ」としながらも、延期の背景を「深読みする必要はない」と指摘した。朝米(米朝)交渉に詳しい外交部の高官は記者団に対し、「朝米の高官会談で朝鮮半島の非核化と恒久的な平和定着に向けた実質的な進展がみられることを期待していたが、残念だ」と述べた。韓国は会談の延期について米国側から前もって説明を受けていたという。◇強制徴用判決に対する日本の反発 「事態解決に役立たない」=韓国高官  青瓦台(大統領府)高官は新日鉄住金に対し日本による植民地時代に強制徴用された韓国人被害者への賠償を命じた大法院(最高裁)判決に日本政府が反発していることについて、「日本政府が過度にわが政府を批判することは事態の解決に役立たない」との考えを記者団に示した。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が今月中旬の国際会議出席に合わせ、安倍晋三首相と首脳会談を行う可能性については「現在の雰囲気では難しいと思う」と述べた。◇80年光州事件の際に軍人が性的暴行 国防相謝罪 鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官は、1980年に韓国南西部の光州で発生した光州民主化運動(光州事件)当時、戒厳軍などが市民に性的暴行を行った事実が確認されたことを受け、会見を開いて謝罪文を発表した。鄭長官は「光州民主化運動当時の性暴力に関する政府の調査で、戒厳軍などによる性的暴行やわいせつ行為、性的拷問など女性の人権を侵害する行為が確認された」とし、「政府と軍を代表し、謹んで謝罪申し上げる」と述べて頭を下げた。◇BMW車の出火問題 排ガス再循環バルブが原因か ドイツの高級車BMWから出火する事故が相次いでいる問題で、官民合同調査団は事故の原因を当初同社が発表したEGR(排ガス再循環)バイパスではなく、EGRバルブの問題だとする調査結果を発表した。BMWが主張する発火原因以外に他の原因がある可能性も提起され、状況によっては追加のリコール(無償回収・修理)が行われる可能性も排除できなくなった。◇社員暴行の会長を逮捕 麻薬取締法違反の容疑も 京畿南部地方警察庁は社員に平手打ちをしたり、弓矢で鶏を射るよう強要したりする映像が公開され、厳しい批判を受けていたヤン・ジンホ韓国未来技術会長を暴行などの容疑で逮捕した。業界1位と2位のインターネット上のデータ管理サービスの会社を実質的に所有し、隠し動画を含むポルノの流通を認識しながらも放置した容疑や麻薬取締法違反の疑いなども持たれている。
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