MERS患者に関する会見を行う朴凌厚(パク・ヌンフ)保健福祉部長官=18日、世宗(聯合ニュース)
MERS患者に関する会見を行う朴凌厚(パク・ヌンフ)保健福祉部長官=18日、世宗(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国保健福祉部は18日、中東呼吸器症候群(MERS)への感染が今月8日に確認されたソウル在住の60代男性について、16、17両日に2回のMERS検査を実施したところ、いずれも陰性だったと明らかにした。男性は感染確認から10日で完治の診断を受けた。 韓国では2015年にMERSが流行し、180人以上が感染、38人が死亡した。約3年ぶりにMERS感染が確認され、保健当局はこの男性と接触した人を隔離するなど感染拡大の防止に全力を挙げた。 感染した男性は8月中旬からクウェートに出張し、今月7日に帰国。これまでソウル大病院に入院して隔離治療を受けていた。完治の診断を受け隔離措置が解除され、一般病室に移される。疾病管理本部によると、この男性以外の感染者は確認されていない。
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