バージニア州　着々と「東海法案」の後続措置＝成立確実

【ワシントン聯合ニュース】米バージニア州で公立学校の教科書に「東海」と「日本海」を併記するよう定める法案が上下両院で可決されたことを受け、同州議会は統合法づくりに向けた後続措置に入った。マコーリフ知事は今月中に法案に署名するとみられる。
　韓国系米国人でつくる社団法人「米州韓人の声」などによると、バージニア州の両院は来週合同会議を開き、「東海法案」を調整して一つの統一された法案をつくる予定だ。　州知事に統合法案を提出しなければならないため。
上下両院で可決されたそれぞれの法案の内容はほぼ同じで、統合法案づくりに大きな問題はないとみられる。
　統合法案の提出を受けた州知事は10日以内に、署名するか拒否権を行使するか決める。マコーリフ知事は聯合ニュースの取材に対し、「法案が議会を通過すれば署名する」と答えており、法案が成立するのはほぼ確実とみられる。
　法案の執行は今年7月1日にとなっており、「東海」併記の教科書は2015学年度が始まる今年の夏から使われることになる。