映画「家に帰る道」制作発表会にて、女優チョン・ドヨン(左)と俳優コ・ス
映画「家に帰る道」制作発表会にて、女優チョン・ドヨン(左)と俳優コ・ス
12日、イケメン韓流スターのコ・スとベテラン女優チョン・ドヨンが出演する韓国映画「家に帰る道」(原題)の制作発表会が行われた。

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 本作は、女優出身のパン・ウンジン監督がメガホンを取り、実話を元にした作品。フランスのオルリー空港で突然麻薬犯として誤認逮捕され、韓国から飛行機で22時間離れた、大西洋の孤島にある監獄に収監された平凡な主婦と、その妻を救うために必死に訴え続ける夫の愛情と756日間の戦いを描いた映画だ(韓国では12月19日公開)。

 制作発表会では、主婦役を演じた女優のチョン・ドヨンと夫役のコ・スを中心にしたトークが交わされ、現場でのエピソードなどが語られた。

 チョン・ドヨンは、「コ・スは、ハンサムで美男子のイメージがあったので、年上の私との相性に心配だった。でも、実際はとても優しくて、騎士道精神を発揮し撮影現場でも私を助けてくれたり、色んな場面で配慮してくれた」と感謝の気持ちを表現した。続けて彼女は、「海外ロケで、私が胃痛で血色が悪く倒れそうになった時に、コ・ス君が私の手足をマッサージしてくれて治ったことがあった。昼食もとらず私のところに来て色々サポートしてくれた。スタッフの皆もコ・スがいなかったら大変なことになるところだったと言っていました。今でもその時の記憶と感謝の気持ちを忘れていません」と話した。

 チョン・ドヨンの告白に対し、コ・スは、「マッサージのために手を握ったが、暑い天候にもかかわらず、手があまりにも冷たかったので必死に揉んだ。今にも倒れそうな感じだったので。役者は普通、具合が良くない時は、顔に出す人が多いのですが、先輩はまったく表情を変えませんでした」。続けて彼は、「実はこの映画への出演を決めたのもチョン・ドヨン先輩の存在が大きかったです。もちろんシナリオもよかったけれど、僕らの世代にとってはハイティーン・スターだった先輩と共演してみたいと思いました」と先輩女優へのリスペクトを表した。

 一方、パン・ウンジン監督はコ・スについて、「彼は、さらに幅広い演技力で進化した姿をアピールする時期だと考えている。今回はイケメンの外見とは関係のない庶民的な情緒を描写することで、彼の新しい一面を見せることができる確信した」と明らかにした。

 また、コ・スは監督について、「女性監督との仕業は初めてなのでいろいろな面で心配になった。今までは、監督たちに頼っていた部分が多かったのですが、今度は自分から積極的に『騎士道精神』を発揮して監督を守ってあげたいです」と語った。




「家に帰る道」チョン・ドヨン「本当にコワイのは心の監獄」
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