<b>国内作品を無視する風潮が蔓延</b>
<b>韓流コンテンツとしての開発が必須</b>

映画『チャクペ(The City of Violence)』の男性主人公兼制作者であるリュ・スンワンとチョン・ドゥホンの夢は、“韓国アクション活劇”が世界に通用することだ。

彼らは、「韓国のイ・ジュング師範がブルース・リーを教え、以前に韓国映画で武術を担当していた無名の俳優ウォンジン、ユ・チャングクが、中華圏でスターであるジェット・リー(李漣杰)、トニー・ジャーなどを越えるアクション俳優であるということは、すでに韓国映画界の定説でもあるが、我々はそういうものは認めないと」語る。
彼らは国内のアクション映画を無視して、アクション映画を撮る監督でさえもがアクション映画をマイナージャンルだと評するのは、韓国映画界の問題点と一喝した。

「中国は、少林寺を映画の素材に取り入れ、中国映画の世界化に活用しているし、タイなどの東南アジアも、最近は自分たちの民族の魂を知らせるひとつの素材として、アクション映画を活用しているのに比べ、韓国は充分な可能性があるのにも関わらず、自らを萎縮させている。韓流の活性化がまさに韓国人の“才能”に起因したことならば、アクション映画も韓流の素晴らしいコンテンツになれる」(チョン・ドゥホン)

彼らはこうした状況を、大衆文化に対する一般人の誤った視覚から始まっていると主張する。
「“芸術の殿堂”の場合、輸入ミュージカルを見る人たちは堂々と駐車場を利用することができるが、韓国映画の魂が生きている映像資料院を利用する映画ファンたちは、駐車場を利用するのが大変という点だけ見ても、大衆文化を敬遠視する我々の考えを赤裸々に代弁している。音楽界も同じで、歌手が世宗文化会館に立つことをまるで素晴らしいことのように思うことも、これに似たケースだ」
しかし、韓国製アクションは、海外での方が認められていると彼らは明かした。

映画『チャクペ(The City of Violence)』はすでにベルリンマーケットを通じてイギリス、フランスなどに販売され、今回のカンヌマーケットでもヨーロッパなどで高い関心を示している。

特にチョン・ドゥホンは、ハリウッドとロシアを含む12ヶ国の専門家が参加する映画『ジンギスカン』のアクション監督として参加するほど、海外で高い関心の対象になっている。「韓国のアクション活劇が世界的に認められる日はそう遠くない。今回の『チャクペ(The City of Violence)』で、その可能性を認められる」というのが彼らの主張である。


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