【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)のホームページで、元交際相手の性的な写真や動画を報復のためインターネット上に流出させる「リベンジポルノ」の加害者への処罰を強化するよう求める請願に20万人以上の賛同が集まった。 請願は青瓦台ホームページの国民請願掲示板に4日に投稿され、8日現在、21万4000人以上が賛同している。同掲示板では、30日以内に20万人以上が賛同した案件について青瓦台の首席秘書官や関係閣僚が正式に回答することになっている。 投稿者は「リベンジポルノ犯罪が世に出てから数十年がたつ間、加害者たちは誰も監獄に行っていない」「被害者たちはおぞましい2次加害や攻撃に遭い、自殺に追い込まれた」などと批判。 解散した韓国ガールズグループKARA(カラ)の元メンバー、ク・ハラさんの元交際相手のA氏を取り上げ、「メディアを飾ったA氏を見せしめに、リベンジポルノを撮って所持し、(ネット上に流出させると)脅迫した全ての加害者を調査し、懲役刑に処してほしい」と求めた。 ソウル江南警察署によると、クさんは先月27日にA氏を強要、脅迫、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反の容疑で告訴した。先月13日未明、互いに争う中でA氏が過去に撮影した2人の私的な動画を持ち出して脅迫してきたとクさんは主張している。
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