ブンカルノ競技場の入り口=5日、ジャカルタ(聯合ニュース)
ブンカルノ競技場の入り口=5日、ジャカルタ(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】アジア地域で4年に1度行われる障害者スポーツの総合大会、アジアパラ競技大会が6日、インドネシアの首都ジャカルタで開幕する。 開会式は同日午後9時(日本時間)に主会場のブンカルノ競技場で開かれ、43カ国・地域の3800人を超える選手たちが8日間にわたり熱戦を繰り広げる。 アジアパラ大会は今回で12回目を迎える。インドネシアでの開催は1986年以来32年ぶり。 韓国は1977年にオーストラリアで開催された第2回大会から出場している。地元開催の2002年釜山大会と2014年仁川大会ではメダル獲得数が2位と過去最高の成績を収めた。 今大会の競技場は、同地で開催され先月2日に閉幕したアジア大会の施設がそのまま使われる。アジア大会はジャカルタと南スマトラ州パレンバンで分散開催されたが、パラ大会の競技はパレンバンでは行われない。 韓国は17競技にエントリーし、307人の選手団(選手202人、競技役員83人、本部役員22人)を派遣した。メダル獲得目標は金33個、銀43個、銅49個で、3位を目指す。 北朝鮮は卓球、水泳、陸上の3競技に23人の選手団(選手7人)を派遣した。アジアパラ大会への選手団派遣は仁川大会に続き2度目。 韓国と北朝鮮は開会式で合同入場を行い、卓球と水泳で合同チームを結成し出場する。合同チームの成績は別途に集計される。 南北の選手団は今大会に大きな期待をかけている。韓国選手団のチョン・ミンシク団長は「スポーツを通じ平和統一に寄与できれば」と語った。 北朝鮮選手団の鄭賢(チョン・ヒョン)団長は「合同チームとして力を合わせ成果を出したい。2032年夏季五輪とパラリンピックも共に招致しよう」と述べた。
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