男性が治療を受けているソウル市内の大学病院の感染隔離病棟=9日、ソウル(聯合ニュース)
男性が治療を受けているソウル市内の大学病院の感染隔離病棟=9日、ソウル(聯合ニュース)
◇MERS感染者と至近距離か飛沫に接触 22人確認 ソウル在住の男性(61)の中東呼吸器症候群(MERS)感染を受け、韓国保健福祉部の疾病管理本部はこの男性が海外から帰国して以降の動きに沿って防犯カメラの映像を確認した。男性から2メートル以内の距離にいたか、ウイルスを含んだ飛沫(ひまつ)などに触れた人は9日午後までに22人と分かった。このうちMERS感染が疑われる症状が出ている人はいないとされるが、自宅隔離措置が取られ、出国も制限されている。韓国でMERS感染が確認されたのは2015年以来、約3年ぶり。男性は8月中旬からクウェートに出張し、今月7日に帰国した。◇トランプ氏 ICBMなしの北朝鮮パレードを評価 トランプ米大統領は9日(現地時間)にツイッターで、北朝鮮が建国70年記念の閲兵式(軍事パレード)に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を登場させなかったことを「北朝鮮からのとても前向きな意思表示だ」と評価し、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)に「ありがとう」と謝意を示した。また、「専門家は『北朝鮮がトランプ大統領に非核化の約束を示すため核ミサイルを(パレードから)除外した』と考えている」という米FOXニュースの報道内容も伝えた。◇ソウルの住宅売買は売り手有利 政府の規制にもかかわらず 韓国の大手銀行、KB国民銀行が10日公表した調査結果によると、9月第1週にソウルのマンションの「購入優位指数」は171.6と、統計作成を始めた2003年7月以来の高水準となった。同指数は住宅の売却者と購入者のどちらが多いかを示すもので、不動産仲介業者を対象に調査して0から200までの数値で表す。基準値100を超えると住宅を購入する人の方が、100を下回ると売却する人の方が多いことを示す。数値が上がるほど、売却者は希望する価格で住宅を売りやすくなる。政府は住宅への短期的な投機を規制する対象地域を先ごろ拡大したが、住宅価格上昇への期待は高く、売り惜しみするケースが多い。◇サムスン電子のブランド価値8.7兆円 韓国で断トツ首位 英調査会社ブランド・ファイナンスがこのほど発表した2018年の韓国ブランド価値ランキングによると、首位はサムスン電子で、ブランド価値は88兆8000億ウォン(約8兆7000億円)だった。前年に比べ57%増加した。2位の現代自動車(11兆3000億ウォン)の8倍、3位のLG電子(8兆ウォン)の11倍で、上位2~10位の合計(59兆8000億ウォン)を大きく上回った。
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