韓国の李首相(資料写真)=(聯合ニュース)
韓国の李首相(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ソウル在住の男性(61)が中東呼吸器症候群(MERS)に感染したことが確認されたことを受け、韓国政府は9日午後、李洛淵(イ・ナクヨン)首相主宰の緊急関係閣僚会議を開く。 会議では男性の状態や男性との接触者の隔離措置を点検し、MERSの拡大防止策などを協議する。 李首相は前日、交流サイト(SNS)を通じ「患者自ら異常を感じ、帰国後病院に直行して隔離。飛行機の同乗者も全員、自宅隔離。初期対応はうまくいっている」と評価した。 男性は8月中旬からクウェートに出張し、今月7日に帰国した。発熱などの症状を訴え、ソウル市内の病院に入院して隔離治療を受けている。 韓国でMERS感染が確認されたのは2015年以来。
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