【ワシントン聯合ニュース】米政府は29日(日本時間30日)、北朝鮮の日照りによる食糧不足に懸念を示しながらも、食糧支援については否定的な立場をあらためて示した。
 米国務省の当局者は同日、聯合ニュースの取材に対し「米国は栄養補助食品支援などを通じた北朝鮮住民に対する支援を望んでいるが、北朝鮮が支援食糧を必要としている人に届ける約束を守るという信頼がない状態では支援できない」と強調した。
 米政府は2005年9月19日の6カ国協議共同声明の目標達成に向け努力しているが、北朝鮮は2月の米朝合意を破棄し、信頼を得られずにいると指摘した。
 また、北朝鮮は平和よりは挑発を、国際社会への統合よりは孤立を選択したことを明確にしたと批判した。

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