クォン・サンウ
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韓国俳優クォン・サンウ主演のドラマ『大物』が、27.8%の高視聴率で幕を降ろした。

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“韓国初の女性大統領”をテーマに政治ドラマとしてスタートした同ドラマは、放送前から注目を集めていた。また、主演を務めたクォン・サンウは、放送前に“当て逃げ事件”を起こし、制作発表会の席で公式謝罪を行うという前代未聞の幕開けに誰しもが「視聴率低迷」を懸念していた。しかし、そんな“予想外”であり“波乱”のスタートにも関わらず、日進月歩の演技力で汚名返上。イメージ回復に成功したのだ。「苦しんだ分だけ、成長する」という言葉通り、クォン・サンウもまた『大物』を通して、俳優としてステップアップしたという評価を得た。

その一方で、視聴者が注目していた「政治と女性大統領」をテーマにした作品だったが、最終回での急展開に「龍頭蛇尾」(初めは勢いがよいが、終わりは振るわないこと)という批判も上がっている。その理由として「作家とプロデューサーが変更されてから、コ・ヒョンジョン演じるソ・ヘリムのキャラクターに勢いがなくなった」という厳しい意見が寄せられているようだ。

しかしながら、“韓国初の女性大統領”という前例のないテーマを掲げ、また出演者の不祥事に出鼻を挫かれる緊急事態も乗り越え、視聴率27.8%という好成績でラストを飾ったことは、評価されるべき結果といえよう。

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