制作発表会に出席したムン・グニョン(左)とチョン・ジョンミョン
制作発表会に出席したムン・グニョン(左)とチョン・ジョンミョン
韓国で、今月31日スタートのKBS第2ドラマ『シンデレラのお姉さん』の制作発表会が24日、ソウル市内のホテルで開かれ、主演のムン・グニョンチョン・ジョンミョンが作品に対する思いと抱負を語った。

ムン・グニョン の最新ニュースまとめ

 ムン・グニョンが演じるのはシンデレラではなく、彼女を憎む義姉のウンジョ。「悪役なのは確かだが、典型的な悪役ではない」と語った。

 ウンジョは男性関係が複雑だった母親のため、暗い環境で育つ。母親がついにまともな男性に出会い、まともに暮らせるようになるが、お嬢様育ちの義妹・ヒョソン(ソウ)が母親にかわいがられると、母親を奪われるのではないかと思い、ヒョソンのすべてを奪おうとする。

 ムン・グニョンは、「誰かをいじめる典型的な悪役ではない。それがもしかすると、このドラマのポイントになるのではないか」と話す。ウンジョ役は、悪役だからではなく、新しかったから選んだという。気難しい性格の持ち主だが、それが逆に面白く、声を張り上げたり、普段はあまりしない演技をしていると紹介した。

 愛らしいイメージのムン・グニョンが、果たしてどう悪役を演じるのか、大きな話題を集めている。表情に立っているだけでは弱さを表現できない、「自分はもう少し何かをしないとだめ」だと気付き、最大限に悪くて気難しく見えるよう努力していると打ち明けた。役にのめり込んでしまい、現場でウンジョの表情をしていることが多く、スタッフからは「何かあったのか」と聞かれたりもしたと笑った。

 ムン・グニョンは、多くの人の期待と関心がプレッシャーになるが、従来のイメージに安住せず、勇気を持ってチャレンジしたいと、抱負を語った。今回悪役に成功すれば、次回はより悪質な悪役に挑戦したいと笑顔を見せた。

 一方、昨年11月に軍を除隊し、約2年ぶりに芸能界に復帰したチョン・ジョンミョンは、ウンジョ、ヒョソン姉妹に愛されるギフン役を演じる。
 チョン・ジョンミョンはまず、入隊中、テレビで見ていた俳優らと再び演じることができ、非常にうれしいと感想を述べた。ムン・グニョンとソウは非常に気さくで、すっかり親しくなったと話した。事前準備を入念に行う監督のおかげで、これまでにないほど脚本をじっくり読み込み、早々に仕事の感覚を取り戻すことができたと笑った。

 また、劇中では、8歳年下の人気グループ<2PM>のメンバー、オク・テギョンと肉体美を争う。除隊後に体重が増えたが、オク・テギョンとの共演の話を聞き7~8キロ減量したと明かした。



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