【釜山24日聯合ニュース】釜山国際映画祭(PIFF)がことしから、映画の売買市場「アジアンフィルムマーケット」への出品映画をオンラインで事前に観覧できるサービスを世界の映画祭で初めて実施する。
 各国の映画祭では、映画を買う側が映画祭開催地に足を運び、指定の時間に決まった上映館で映画を観覧し、買い付けるかどうかを決める。
 PIFF組織委員会は、映画の制作会社や配給会社などがオンラインでアジアンフィルムマーケットに映画を登録し、事前に厳格な手続きを経てIDとパスワードを取得したバイヤーが自由に映画を観覧できるようにする計画だ。この場合、バイヤーは映画祭期間中に目当ての作品だけを実際の上映館で見て買い付け有無を判断できるため、時間を大幅に節約できるほか、売買も活性化するものと見込まれる。
 ただ映画の流出を防ぐため、最先端のセキュリティーシステムを構築し、毎年映画祭の期間に合わせて一時的にサービスを提供する計画だ。
 ことしのPIFFは、10月7日から15日まで釜山の海雲台と南浦洞一帯で開催され、70カ国から310本が招待される。組織委員会は、期間中に映画界関係者約1万1000人、観客約20万人の訪問を見込んでいる。

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