大盛況だった音楽会のもよう。手前左からキム・ナムドゥ氏、パク・ジョンウォン氏、チャン・ユンスン氏=1日、大阪(聯合ニュース)
大盛況だった音楽会のもよう。手前左からキム・ナムドゥ氏、パク・ジョンウォン氏、チャン・ユンスン氏=1日、大阪(聯合ニュース)

【大阪2日聯合ニュース】韓国の国歌「愛国歌」を作曲した安益泰(アン・イクテ)の曲を紹介する音楽会が、1日に日本のNHK大阪ホールで開催された。
 音楽会は安益泰記念財団が主催したもので、同胞や日本人ら観客が1417席を埋め尽くす盛況をみせた。財団側は1992年から韓国で記念音楽会やイベントを開催してきたが、ことしは初めて海外での音楽会開催を決め、同胞が多く暮らす大阪を開催地に選んだ。

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 公演では、テジョン・フィルハーモニック管弦楽団の常任指揮者で大阪音楽大学のザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団の首席指揮者も務めるチャン・ユンスン氏がタクトを振り、ソプラノのパク・ジョンウォン氏(漢陽大学声楽科教授)、韓国や欧州でオペラ歌手として活躍するテナーのキム・ナムドゥ氏、KBS交響楽団首席奏者のトランペット演奏家、アン・ヒチャン氏らがステージに上がった。

 1963年に作曲された「ノンゲ(論介)」をはじめ、「ホワイトリリー(白百合)」「マヨルカ」などが演奏されたほか、「懐かしの金剛山」など韓国人に人気の歌曲、オペラのアリアも披露された。アンコール曲として出演者全員が「愛国歌」を歌うと、合唱しながら涙を浮かべる観客もみられた。

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