5年ぶりにブラウン管に復帰するキム・テヒ

「これまでの出演作の中で一番真剣に準備した作品です」――。

キム・テヒ の最新ニュースまとめ

　ドラマ『アイリス』の制作発表会が12日に開かれ、同ドラマで5年ぶりにブラウン管に復帰するキム・テヒが作品への意気込みを語った。ドラマ『ラブストーリー・イン・ハーバード』に出演後は映画に専念してきたが、久々のお茶の間復帰に「わくわくする一方で心配でもありますが、その分しっかり準備してきたので期待しても大丈夫」と自信をみせた。

　『アイリス』は第2次朝鮮戦争を防ぐため命がけで任務を遂行する国家安全局（NSS）所属要員らの物語。キム・テヒ演じるチェ・スンヒはNSSきってのプロファイラーで同僚のキム・ヒョンジュン（イ・ビョンホン）とジン・サウ（チョン・ジュノ）から同時に愛される。

　準備期間が長かった分、役作りで悩むことも多かった。NSS要員としてプロフェッショナルな姿を見せるためアクションスルクールで練習を重ね、2～3キログラムの減量も行った。チェ・スンヒについては「非常に冷徹で緻密（ちみつ）」と分析しつつも、「ドラマでは恋愛的な部分も重要なため、一人の女性として恋に落ちたときは女性らしく、愛らしい姿も見せることになる」と話す。これまで演じてきたキャラクターと大きく異なるというよりは、スンヒのNSS要員としての強くてカリスマあふれる姿がよりクローズアップされるだろうとした。

　制作発表会では、ドラマのハイライト映像としてスンヒと北朝鮮保衛部の作戦工作員キム・ソンファ（キム・ソヨン）との殺伐とした肉弾戦のシーンが公開された。これについては「テスト撮影が行われただけで本格的な撮影はまだ」と説明しながらも、二人の女性が生きるか死ぬかの闘いを繰り広げる部分は新鮮でもあり、よい演技で期待に応えられるよう努力していると笑顔を見せた。