【ワシントン31日聯合】原子力発電所設計専門会社の韓国電力技術(KOPEC)が米国の原発設計市場に本格進出する。
 KOPECは31日、米ウエスチングハウス・エレクトリックと、ウエスチングハウスが開発中の原子力発電所の最新原子炉AP1000プロジェクトに設計で参画する契約を交わしたと明らかにした。伊アンサルド、スペイン・イニテックなどから設計業務を請け負うもので、部分的設計業務ながら契約金額は300億ウォン(約30億2600万円)に達する。過去に米国から習得した原発技術をさらに発展させ逆輸出するという点で、大きな意味があると、同社は説明する。

 KOPECは2005年10月から18か月にわたり、米政府と米原子力業者が共同推進するAP1000関連プロジェクトの統合許認可事業に参加してきた。韓国標準型原発OPR1000と次世代新型軽水炉APR1400も独自開発するなど、設計能力の優秀性を認められている。

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