【ソウル11日聯合】サムスングループの不正資金疑惑などを捜査している特別検事チームが11日午前、ソウル市中区のサムスン生命本館に家宅捜索に入った。サムスン生命の株主となっている同社役員らの名義で株が借名所有されているとの手がかりをつかんだことから、主要株主への配当金支給状況などを記載した文書やデータを押収している。
 サムスン生命は都市銀行に匹敵する資産を持ち、グループの支配構造を支える金融持ち株会社の役割を果たしている。市民団体の参与連帯などは以前、李健熙(イ・ゴンヒ)グループ会長とその家族が同社株式の16.2%を役員名義で保有していたとの疑惑を提起していた。

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