金南局議員室はこの日、フェイスブックを通じて「昨日(7日)の午後、告訴状を提出した。最小限の根拠もなく、虚偽事実を事実であるかのように断定し、悪意的な発言を日常的に行うことは容認できない」と明らかにした。
議員室は「金南局議員は国会議員になって以来、これまで一度も誰かを告訴したことがない。政治家に対する疑惑提起と批判は自由に行われなければならないと考えたため」と強調した。続いて「一部報道に限り、告訴の代わりに言論仲裁委員会に仲裁申請をしたのもその脈絡である」と述べた。
さらに「しかし、金成願議員とチャン・イェチャン最高委員は政治家という地位にあるため、自分たちの発言の責任を取らなければならない立場にある。あまりにも悪意的でとんでもない主張を繰り返し、仕方なく告訴を決心することになった」と述べた。
議員室はさらに、金南局議員の仮想資産投資に不法または違法はなかったと強調した。議員室は「今後、検察の捜査と国会倫理特別委員会諮問委員団の調査過程に誠実に臨む」と明らかにした。
告訴された金成願議員とチャン最高委員はただちに反発した。金成願議員はこの日、国民の力コインゲート真相調査団の会議後、記者たちと会った席で「金南局議員が取引内訳をクリーンに公開するなら、すべての疑惑が整理されるだろう。金南局議員がすべての取引内訳を詳細に公開することを願い、国民的疑惑に対する検察の迅速な捜査をもう一度促す」と述べた。
チャン・イェチャン最高委員はこの日の午前、自身のSNSに「コインゲートの金南局議員が私を告訴したという。イテウォン(梨泰院)惨事の質疑や長官聴聞会の途中にコインを取引したように、ひょっとすると告訴状の作成中にコイン取引をしなかったのか気になる」と文章を載せた。
また「最小限の良心も廉恥もない金南局議員、国民の税金で支給される歳費と議員室維持費をしっかりと受け取って幸せか。月給ルパンではなく、歳費ルパンの金南局議員、どうか国民の税金で受け取った歳費までジョブコインに投資しないことを願う」とも書いた。
一方、倫理特別委員会倫理審査諮問委員会はこの日の午後に会議を開き、金南局議員の懲戒案に対する初審査を行った。倫理特別委員会は先月30日、懲戒案件を上程した後、諮問委員会に回付している。
国会法によると、倫理特別委員会は諮問委員会に懲戒案を回付し、懲戒審査前に諮問委員たちの意見を聴取しなければならない。諮問委員会の活動期間は最長60日だ。
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