40代労働者が圧死事故で死亡…重大災害法で調査=韓国(画像提供:wowkorea)
40代労働者が圧死事故で死亡…重大災害法で調査=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国全羅北道のキムジェ(金堤)市で、40代の労働者が圧死事故で死亡した。労働当局が重大災害処罰法違反の有無を調査している。

 3日、韓国雇用労働省によると、この日午後3時2分ごろ、金堤市にある特装車専門製造業「エイエム特装」で働いていたAさん(48)が、ゴミ収集ボックスの下敷きになり死亡した。

 Aさんは、鉄製の台の上にゴミ収集ボックスを置いて溶接作業を準備していた。その台が倒れて、事故に遭ったという。

 事故が起きた事業場は、重大災害処罰法の適用対象になっている。そのため、同省は事故の内容を確認した後で作業を中止させ、事故の原因と重大災害処罰法・産業安全保健法違反の有無を調査している。

 昨年1月27日から施行された重大災害処罰法は、常時勤務者50人以上(建設業は工事金額50億ウォン以上)の事業場で、勤務者が死亡するなどの重大災害が発生した場合、事故防止の義務を果たさなかった事業主や経営責任者を1年以上の懲役、または10億ウォン以下の罰金に処すると定めている。
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