昨年度チャンピオン、ソン・ユジンがドライブショットをしている。(画像提供:wowkorea)
昨年度チャンピオン、ソン・ユジンがドライブショットをしている。(画像提供:wowkorea)
2023シーズン11回目の大会となる「ロッテオープン」(総額賞金8億ウォン/約8000万円)が(株)ロッテが主催、韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)が主管し、インチョン(仁川)市および仁川観光公社後援のもと、6月1日から4日間、仁川市にあるBear’s Best CheongNa GCでおこなわれている。

キム・ヒョジュ の最新ニュースまとめ

 「ロッテオープン」は毎年、劇的な勝負で興味深い競技を見せているが、ことしの主要観戦ポイントは、“ディフェンディングチャンピオン”ソン・ユジンのタイトル防衛だ。ソン・ユジンは「指の負傷があり慎重になるが、ショットとパットの感覚はとてもよい。体調を壊さず競技をこなし、タイトル防衛ができるようベストを尽くしたい」と意気込んだ。

 そんなソン・ユジンの挑戦に立ち向かう優勝候補も多い中、その中でも本大会主催ロッテの後援を受けるキム・ヒョジュ、イ・ソヨン、チェ・ヘジン、ファン・ユミンの“ロッテゴルフ団”所属4人の覚悟が格別だ。

 特にキム・ヒョジュは2020年の本大会で優勝トロフィーを獲得した歴代チャンピオン出身として、スポンサー主催の大会で再度優勝する喜びを味わいたいとの覚悟だ。キム・ヒョジュは「久しぶりに出場するKLPGAツアーで、ファンの方たちに会えると思うとうれしく、ワクワクしながらも、一方では一層頑張らなければとも思う」とし、「コンディションやショットも悪くない。パットはもっとよい感覚を見つけるため努力中だが、まずはトップ10を目標にしながら、優勝のチャンスが来ればつかめるようにしたい」と述べた。

 先週開かれた「第11回E1チャリティーオープン」で惜しくも7位タイに終わったチェ・ヘジンも優勝への強い意思を表した。チェ・ヘジンは「これまで、スポンサー大会での優勝経験がなく、より欲が出るのは事実」と語り、「先週の試合で残念だったティーショットとパットを一生懸命に補っている。1ラウンドからショットとパットの感覚を引き出しながら、ミスを最大限減らせば、よい結果があるのではと思う」と付け加えた。

 新人賞をかけたルーキーたちの対決も見ものだ。キム・ミンビョルとファン・ユミンが出場し、世代交代への勝負に挑む。しかし、シーズン前大会優勝者のパン・シンシルは出場しない。

 このように最高のゴルファーたちが集結した今大会には、最高の勝負と多様なイベントが進行される予定で、ゴルフファンの期待を一身に受けている。

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