フォルダブルスマホの出荷台数、ことしは前年比55%増の1980万台=韓国(画像提供:wowkorea)
フォルダブルスマホの出荷台数、ことしは前年比55%増の1980万台=韓国(画像提供:wowkorea)
台湾の市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)によると、ことしの折り畳み(フォルダブル)スマホの出荷台数は、前年(1280万台)に比べ55%増の1980万台に達する展望だ。反面、ことしのスマホ全体の出荷台数は、景気停滞の影響を受け12億台未満と予想されている。昨年のスマホの出荷台数は、2013年以降で最低水準だった。

フォルダブルスマホが全体のスマホ市場に占める割合は2021年に0.7%だったが、価格の引き下げなどによりことしは約1.7%に増え、2027年には5%を超えるとみられている。70%の市場シェアを占めるサムスン電子による、ことしのフォルダブルスマホの出荷台数は1330万台と推算された。

トレンドフォースは「フォルダブルスマホ市場へ最初に参入したサムスン電子は、研究や生産技術などの面で優位性がある」と述べた。

一方、華為技術(ファーウェイ)、OPPO広東移動通信(オッポ)、維沃移動通信(vivo、ビーボ)、小米科技(シャオミ)、栄耀終端(オナー)など中国メーカーも攻勢をかけている。とくにファーウェイによる、昨年のフォルダブルスマホのシェアは約10%で、ことしは20%近くに達するとみられる。

トレンドフォースは「中国のフォルダブルスマホが世界市場でシェアを拡大できれば、販売台数はより増えるだろう」と展望した。


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