25日に開幕したイベントは、BEXCOで開かれる世界初の気候関連技術・産業博覧会「2023気候産業国際博覧会」(WCE)の一環として開催された。
同イベントには、ツバルのカウセア・ナタノ首相、ベリーズのジョニー・ブリセーニョ首相、フィジーのビリアメ・ガボカ副首相、マーシャル諸島共和国のキトラン・カブア外務・貿易大臣など海面上昇の直接的な影響を受けるカリブ海・太平洋島嶼国首脳級の人々が参加した。
太平洋諸島フォーラム(PIF)、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)、国際海事機関(IMO)、グローバル・グリーン成長研究所(GGGI)など国際機関のトップ、企業や市民団体の代表も出席した。
韓首相は祝辞で異常気温、台風、低地の浸水、海洋生物多様性の破壊など気候変動問題の深刻性に言及し、国際社会の関心と対応を促した。韓首相は「海洋環境は気候変動対応で最も重要だ」とし、「韓国は国際海運脱炭素戦略、干潟復元による自然的炭素吸収など2050年炭素中立目標のために努力している」と述べた。
韓首相はさらに、韓国が釜山誘致を進めている「2030年世界博覧会」で気候変動が主要テーマになることを述べ、関心と支持を求めた。
一方、「気候変動と海洋保全」をテーマにしたイベントの第1セッションでは、海洋水産省、環境運動連合、暁星などの関係者が海洋保全の努力を紹介した。GGGIのフランク・ライスベルマン事務局長が司会を務めた第2セッションでは、「より良い海洋のための海運脱炭素」をテーマにした討論が開かれた。
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