ユン・ジェオク(尹在玉)国民の力院内代表(画像提供:wowkorea)
ユン・ジェオク(尹在玉)国民の力院内代表(画像提供:wowkorea)
国民の力(与党)はユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が再議要求権(拒否権)を行使した看護法制定案が国会本会議で再び表決に付されたら否決させることで党方針を決めた。

ユン・ジェオク(尹在玉)院内代表はこの日の午後、国会で開かれた議員総会の直後、記者団に対し「(大統領が)看護法再議を要求したことを共に民主党が表決に付すなら、党方針で否決させることにした」と述べた。

これに先立ち、与野党は5月の臨時国会では25日と30日に本会議を開くことで合意した。このため、看護法制定案再議案件は今月末の本会議で表決に付される見通しだ。

大統領が再議要求した法案が再び議決されるためには、在籍議員の過半数の出席と出席議員3分の2以上の賛成が必要だ。

現議席の分布上、共に民主党が正義党と野党性向の無所属議員をすべて集めても、与党である国民の力(115議席)が‘集団否決’に出るなら可決は不可能だ。3分の2の議席を集められなかった看護法制定案は自動廃棄される。

尹院内代表は大統領の再議要求に反発し、看護師たちが予告した団体行動対応方案を尋ねると「まずは政府レベルで現場を点検し、適切な措置を取り、説得などの必要なことをする」と答えた。

続いて「我々は法案の内容が職域間の協業を壊して医療法体系を壊す問題があり、法案処理過程にも問題があると見ているため、やむを得ず大統領に再議要求権行使を建議した。看護人材に対する処遇改善などは党政が持続的に共に推進する」と強調した。

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