韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領(画像提供:wowkorea)
韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領(画像提供:wowkorea)
韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が国賓訪米の日程を全て終え、「“ワシントン宣言”の採択など、米韓間の戦略的安保同盟を一層強化した」と評価される中、5月中に開催されるとみられる「日韓・日米韓首脳会談」を通じた日米韓3か国の安保協力が注目されている。

1日、韓国大統領室によると、尹大統領は国賓訪米日程から帰国した後、各部署(省庁)別に履行すべき訪米後続点検措置を指示し、歴訪の成果を参謀たちと共有した。

このように訪米での成果を収め戻ってきた尹大統領は今月、濃厚な首脳外交の日程を消化することになる。今月中旬に広島で予定されているG7サミットに先がけて、岸田文雄首相の訪韓の可能性が有力視されていることから、日韓両国・日米韓3か国間における安保協力のための首脳会談など、あわただしい動きが予想される。

韓国大統領室の高位関係者は「韓米日間で新たな拡大抑止の概念により協議体を作るかについては、現在のところまだわからない」とし「いったん韓国と米国が始め、ここに日本が入るかについては、岸田首相が米国との関係でどのように調整するか、また韓国とどのように論議するかをみながら、その結果をお話しすることになるだろう」と語った。

韓国大統領室の核心関係者も「いったん、韓米間のワシントン宣言をどのように具体化するかが先だ」とし「韓米からしっかり始め、その次に日本との協力を考えるべきだ」と語った。

共同通信は「5月19~21日のG7広島サミットを控え、対立してきた日韓が関係改善に向かっていることを国際社会にアピールする目的がある」とし「日韓首脳会談では、米国が核を含めた戦力により韓国防衛に関与する拡大抑止強化を確認した米韓首脳会談も踏まえ、日韓・米韓3か国の安保連係の重要性を話し合うだろう」と伝えた。

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