韓国軍の輸送機C130J(国防部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
韓国軍の輸送機C130J(国防部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国大統領室は24日深夜、戦闘が激化しているアフリカ北東部スーダンに在留していた韓国人28人の救出に成功したと発表した。 林鍾得(イム・ジョンドゥク)国家安保室第2次長が記者会見で、28人がスーダンの紅海沿岸に位置するポートスーダンの国際空港で韓国軍用機に搭乗し、離陸したと伝えた。 28人は23日に首都ハルツームを陸路で出発し、ポートスーダンまで移動。韓国軍の輸送機C130で紅海の対岸、サウジアラビア西部ジッダに向かった。 ジッダで空中給油輸送機KC330に乗り、軍用空港のソウル空港に直行する予定だ。 スーダンにいた韓国人29人のうち退避を希望した28人が危険地域を脱した。すぐに韓国帰国を望まない2人を除く26人が帰国するという。 趙太庸(チョ・テヨン)国家安保室長は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の指示で、この日米国に出発した尹大統領に同行せず、ソウルでスーダンに在留する国民の退避作戦を指揮。尹大統領は米国に向かう専用機内で趙氏から報告を受けていた。 一方、大統領室は「現地滞在の日本人数人も同行し、安全に撤収できるようにした」と明らかにした。
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