日本政府が、日本による植民地時代の朝鮮半島出身者の徴兵関連記述の強制性を薄め、独島の領有権主張を強化した小学校教科書の検定結果を公表した(資料写真)=(聯合ニュースTV)
日本政府が、日本による植民地時代の朝鮮半島出身者の徴兵関連記述の強制性を薄め、独島の領有権主張を強化した小学校教科書の検定結果を公表した(資料写真)=(聯合ニュースTV)
◇日本の教科書検定に深い遺憾表明 「強く抗議」 日本政府が28日、日本による植民地時代の朝鮮半島出身者の徴兵関連記述の強制性を薄め、独島の領有権主張を強化した小学校教科書の検定結果を公表したことについて、韓国外交部は「日本政府が数十年間続けてきた無理な主張を踏襲した小学校教科書の検定を通過(合格)させたことに深い遺憾の意を表す」とする報道官声明を出した。声明は「歴史的・地理的・国際法的に明白な韓国固有の領土である独島に対する不当な主張が盛り込まれた教科書の検定を再び通過させたことに強く抗議し、独島に対する日本のいかなる主張も受け入れられない」と強調。「強制動員関連の表現と記述が強制性を薄める方向で変更されたことに強い遺憾を表明し、日本政府が自ら表明してきた歴史関連の謝罪と反省の精神を真摯(しんし)に実践していくことを促す」と求めた。◇北朝鮮「核の引き金開発」 金正恩氏の発射命令を即時実行へ 北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が前日に「国家核兵器総合管理システム『核の引き金』の情報化技術の状態を了解(把握)した」と報じた。金正恩氏の執務室に設置された核兵器の発射ボタンと、東・西・中部戦線に配置された戦術核運用部隊をつなぐ命令システムと分析される。北朝鮮がこのシステムを公開したのは、金正恩氏の発射命令をいつどこでも実行できることを誇示する狙いがあるとみられる。◇米原子力空母ニミッツが釜山入港 来週初めにも韓米日訓練 米国の原子力空母「ニミッツ」を中心とする米第11空母打撃群が南部・釜山の作戦基地に入港した。空母打撃群を率いるクリストファー・スウィーニー少将はニミッツ艦上で記者会見し、「釜山を出港した後、韓米日の3カ国訓練を計画している」と明らかにした。早ければ来週初めに韓米日訓練が実施される見通しだ。スウィーニー氏は「日本と共に引き続き訓練し、韓国とも訓練する」と述べ、「こうした訓練により相互運用性を高めることができる」と説明した。◇地下鉄混雑度に応じ駅通過も 群衆事故防止へ対策 国土交通部は群衆事故を防ぐため、地下鉄の混雑度が深刻な場合は駅に停車せず通過することを検討するよう鉄道運営機関に義務付けるとともに、各地方自治体が駅の混雑状況を案内し、バスなど他の交通手段を利用するよう促す災害安全メールを送信する「首都圏地下鉄混雑管理」に着手すると発表した。政府はこれまで金浦都市鉄道(金浦ゴールドライン)など混雑度の高い路線で運行間隔の短縮や停車駅の調整を行ってきたが、1日当たりの平均利用者数は年々増加しており、改善には至っていない。
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