20日未明、遵義市にあるマンション15階の一室で火災が発生し、この部屋に住む9歳の男児が逃げ遅れて死亡した。炎を避けようと窓の外に身を乗り出したところ、落下したものと見られている。
ネット上に当時の火事の様子を映した動画がいくつか投稿されると、数名のネットユーザーが「消防作業が遅れた」と指摘した。
近隣住民からは「道が混んでいて消防車の到着が遅れた」、「マンションに設置された連結送水管に問題があり、すぐに消火活動に入れなかった」などの証言が出ている。
死亡した男児の親戚である陸氏はメディアの取材に対し、「火災が発生したのは1時20分ごろ。消防車が到着したのは午前2時ごろだった」と話している。
また、「子どもが部屋から出ることができず、窓の外に向かって助けを求めた。10分ほど経っても助けが来なかったため部屋の中に戻り脱出を試みたが、炎の勢いが強くて無理だった。再び窓の外に身を乗り出したときに、建物の外に落下してしまった」と語った。
マンション管理会社は「現在政府当局が介入し、火災および男児の転落原因、マンション内の消防設備などについて調査中である」と明かした。
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