検察、全斗煥元大統領の孫が暴露した「裏金疑惑」捜査に着手=韓国(画像提供:wowkorea)
検察、全斗煥元大統領の孫が暴露した「裏金疑惑」捜査に着手=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国検察が故チョン・ドゥファン(全斗煥)元大統領の孫チョン・ウウォン氏が暴露した一家の裏金疑惑に関連し、本格的な捜査に着手したと伝えられた。

 22日、放送界によるとソウル中央地検は前日、該当事件を犯罪収益返還部に割り当てた。 犯罪収益還収部は犯罪で蓄積した収益を追跡して返還する部署だ。

 これを前に市民団体「庶民民生対策委員会」(庶民委)は去る20日、全氏の配偶者イ・スンジャ氏と息子のジェグク氏、ジェヨン氏、ジェミン氏、娘のヒョソン氏らを犯罪収益隠匿規制法違反と強制執行免脱・業務妨害の疑いでソウル中央地検に告発した。

 庶民委は「全氏一家が隠匿した裏金で豪華な生活をして、3大財産相続という蛮行をした」として、裏金を探し出して全氏一家を処罰すべきだと主張した。

 庶民委は「黒い金の実体は全氏の任期中、企業と国民血税で造成された裏金」とし「チョン・ウウォン氏の暴露は別に、“全斗煥一家の裏金”再捜査は必ず行わなければならない」と述べた。

 これに先立ち、全斗煥氏の孫ウウォン氏は去る13日から自身のSNSで「全氏一家が莫大な裏金で事業体を運営し豪華な生活をしている」と主張。暴露映像と文を掲載して関心を集めた。彼は家族がシンブンセタク(自分の正体がばれないように身分を変えること)・借名口座を通じて法の網を避けてきたとし、自身も犯罪者として処罰される覚悟をしているとも述べた。

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