今月16日に日本を訪問する韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は、岸田文雄首相と首脳会談を行なった後、2回にわたって杯を交わすことが伝えられた。両首脳は公式の食事会を終えた後、場所を移し2者による「親交の場」を通じて、腹を割った対話を交わすものとみられる。

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首脳たちがその日の夜のうちに、2回にわたる会食を開くのは異例なことである。これは「両首脳間のスキンシップの機会を増やし個人的な信頼を築くことで、日韓関係改善と未来志向的な協力の第一歩を踏み出す」という意図だと解釈される。

14日、読売新聞・FNNなど日本のメディアは「尹大統領と岸田首相は16日、それぞれキム・ゴンヒ(金建希)夫人と岸田裕子夫人を同伴した公式食事会を開いた後、オムライスで有名な128年の歴史をもつ銀座のレストラン“煉瓦亭”で、2者による夕食会をもつ日程の調整が行なわれている」と報道した。

日本政府が2次会の場所として煉瓦亭を選んだのは、オムライス好きである尹大統領の趣向を踏まえてのことだという。尹大統領は大統領就任前「東京に思い出深い食堂がある」と日本政府の関係者に語ったことがあることが伝えられている。

煉瓦亭での夕食会には、通訳など最小限の人数だけを同席させるなど、これは事実上「2者会食」のかたちである。これを通じて両首脳は親密さを深め、信頼を築く機会になるものとみられる。

このことについて韓国大統領室の高位関係者は「アイデアの次元で話し合われている方案の一つであるため、まだ確定したものではない」と語った。また別の関係者は「両首脳はよりリラックスした席で緊密な対話を交わすことで、親交を深めることができるだろう」と語った。日本メディアも「日本当局は警護対策などを総合的に考慮し、夕食会の場所を最終的に決定するだろう」と伝えた。

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