韓国大統領室(画像提供:wowkorea)
韓国大統領室(画像提供:wowkorea)
大統領室は6日、市民社会首席室行政官がカカオトークグループチャットルームで国民の力(与党)党代表選挙に出馬したキム・ギヒョン候補の選挙運動をしたとの疑惑が膨らんだことについて「特性候補に対して言及したことはない」と否認した。

大統領室の主要関係者はこの日の午後、ヨンサン(龍山)大統領室で記者団に対し「(当該行政官が)特定候補については何の話もせず、国政広報に関して言及したようだ」とこのように述べた。

続いて「チャットルームに招待され、(当該チャットルームに大統領室の)職員たちがいたが、礼儀上出てこなかった」と付け加えた。

また「『全党大会にこれ以上、大統領室を介入させようとするな』と私が何回も話した。記者の皆さんが繰り返し質問するのもある意味、メディアが大統領室を全党大会に引き入れる効果をもたらすと思う」と付け加えた。

これに先立ち、一部のメディアで‘大統領室市民社会首席室行政官がキム候補を支持する性格の広報物をカカオトークのグループチャットルームに伝播してほしいと党員に要請した’と報道した。さらに、当該チャットルームでアン・チョルス(安哲秀)候補を誹謗(ひぼう)し、キム候補を支持する文書などが共有されたという。

これについて安候補はこの日の午前、ただちに記者会見を開き「当該疑惑が事実なら、大統領室が党代表選挙に介入した非常に深刻な問題だ。憲法第7条の『公務員の政治的中立義務』に正面から違反する重大な犯罪行為である」と強く反発した。

安候補は「大統領室は大統領室行政官が党大会に介入した明白な事実が明らかになったことから、どのような人が加担したのかをただちに確認し、本日中に考えを明らかにしなければならない。本日中にそれに対する明確な回答を出さなければ、法的措置を取るしかない」と警告した。

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