金建希夫人(画像提供:wowkorea)
金建希夫人(画像提供:wowkorea)
キム・ゴンヒ(金建希)夫人と‘7時間電話通話’の録音を放送に公開したインターネットメディア代表と記者に「損害賠償金1000万ウォン(約103万円)を支払え」との判決が下された。

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ソウル中央地裁民事201単独は10日、金夫人が「ソウルの声」のペク・ウンジョン代表とイ・ミョンス記者を相手に提起した訴訟で「被告たちは原告に1000万ウォンを支払え」と判決した。

金夫人が請求した損害賠償金は1億ウォン(約1035万円)だった。裁判所は訴訟費用を金夫人が90%、ペク代表とイ記者が10%に分けるよう命令した。

イ記者は、大統領選挙を控えた昨年1月「ユン・ソギョル(尹錫悦)国民の力(与党)大統領候補(当時)の金夫人と通話した内容を録音した」とし、MBCと協業してこれを公開した。

金夫人は放送前に「録音ファイルの公開をしないでほしい」とMBCとソウルの声を相手に仮処分を申請したが、裁判所は一部内容だけを除き、公開を許容する趣旨の決定を下した。

その後、MBCとソウルの声はそれぞれ通話内容を公開した。

これに対し金夫人は「違法録音行為と裁判所の仮処分決定趣旨を無視した放送で人格権、名誉権、プライバシー権を侵害された」として訴訟を起こした。

法廷で金夫人側は「ソウルの声側が本人の同意なしに通話を録音し、ファイルを恣意(しい)的に編集した」と主張した。ソウルの声側の訴訟代理人は「メディアの正当な取材」と反論した。

ペク代表は判決の直後、取材陣に「金夫人が『口止め』用に訴訟を起こしたようだ。控訴して最高裁まで行く考えだ」と述べた。

金夫人側は「賠償額を離れて相手の行為が違法であることが明らかになった点に大きな意味があると考える。判決を検討した後、控訴するかどうかを決める」と述べた。

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